「もう飛び込むのは結構」「反省」 阪神優勝で話題、「道頓堀ダイバー」たちに聞いた「やめるべき理由」

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飛び込んで体調を崩した男性の体験談

   各社の報道によれば、道頓堀では大腸菌が検出されるなど、人が泳ぐのには適していない川だという。飛び込んだことで体調を崩した人もいる。

   取材に応じた男性は、2002年のサッカー・ワールドカップで盛り上がった際に道頓堀に飛び込んだ。その理由について、「大阪人なので一度はダイブしたいと思っていた」と述べる。欄干に上がると、意外と高さがあり委縮したが飛び込んだ。やはり水の中は臭かったという。

   飛び込んで3日後、性器に軽い痛みを感じ始めたという。白い膿が出てきたため、泌尿科を受診。尿道炎を発症した。

   男性は「道頓堀に飛び込んだ話をすると、鉄板で受けるので、飛び込んでおいて良かったと思っています」と述べるが、「もう飛び込むのは結構」と振り返っている。万一飛び込んでしまった人に対しては、できるだけ早くシャワーを浴びるよう呼びかけている。

   先述の女性は、「もう飛ぶつもりはありません。周りに迷惑をかけてしまったこと、反省しております」と振り返っている。

「野球に興味のない方々まで巻き込むし、けが人も出ます。橋の周りは熱気で治安も悪くなります。現在子を持つ親として、『めでたい、楽しいのだからなんでもしてよい?本当に?』をしっかり考えて欲しいです」

    女性は、道頓堀への飛び込みは高さがあるため危険であること、川の衛生状態が良くないこと、周囲に迷惑をかけてしまうことから、飛び込むべきではないと述べた。

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