18年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた阪神タイガースの「アレ」をめぐり、報道番組「news zero」(日本テレビ系)メインキャスターの有働由美子アナウンサーが2023年9月14日、新たな呼称を提案した。
阪神タイガースでは選手たちが優勝を意識しすぎないようにと、優勝のことを「アレ」と言い換えていた。
「日本シリーズは登り詰めるという意味で『アソコ』はどうでしょうか」
阪神タイガースは14日、甲子園球場で行われた巨人戦を4-3で制し、18年ぶり6回目となるセ・リーグ優勝を決めた。
注目を集めたのは、岡田彰布監督が使い始めた「アレ」をめぐる今後だ。この後に控えるクライマックスシリーズ、そして日本一を決める日本シリーズを見据え、「優勝の次は何になるのか」とする声が上がっていた。
岡田監督は優勝直後のインタビューで「『アレ』を決めたのは優勝までだったので、日本一は決めてないんですよ、言葉を。だからもし何か良い言葉があったらまた教えてほしいと思いますね」と話していた。
SNSではファンからさまざまなアイデアが寄せられており、元阪神の藤浪晋太郎投手は「『アレ』の次は『ソレ』よ。おーん」とインスタグラムで提案した。
大の虎党を公言している有働アナウンサーは「news zero」で、興奮冷めやらぬ様子で阪神の優勝を伝えたのち「まだまだクライマックスシリーズ、日本シリーズがありますので」として「アレ」に言及した。
「『アレ』がリーグ優勝でしたんで、日本シリーズは登り詰めるという意味で『アソコ』はどうでしょうか。zeroから提案します」
熱っぽく語った有働アナに、スタジオからは笑い声や「いいですね、たしかに」といった声が上がっていた。
SNSでは、有働アナの提案に面白がりつつ困惑する声が相次いだ。
「この人はひょっとしてギャグで言ってるのだろうか(笑)」
「『アソコにしたらどうでしょう』って言った時、変な空気なったのを見逃さなかった」
「アレの次はアソコでどう? 高みを目指すという意味でアソコと連呼されたのが、耳に残って離れません」
「有働さん、阪神のCS日本シリーズに向けて『あそこ』は草」
有働アナは15日のラジオ「うどうのらじお」で、日本シリーズ優勝は上りつめた先にある場所という意味で「アソコ」が浮かんだというが、ツッコミが集まったとして「関西弁で『アッコ』はどうでしょう。『アッコ』いこうかという」と再提案した。
アシスタントも「良いかもしれません」とうなずき、有働アナは「AKKOでアッコじゃないですか。アレでココまでキタのでAKK。最後『おーん』(岡田監督の口癖)でAKKO。どうですかね」と自信を見せた。