プロ野球巨人の元監督で野球解説者の堀内恒夫氏(75)が2023年9月14日に公開された野球解説者・江本孟紀氏(76)のユーチューブ動画に出演し、巨人の投手起用法に苦言を呈した。
今季の巨人は投手力に課題があり、14日時点でチーム防御率(3.57)、失点(482点)はいずれもリーグ5位だ。リリーフ陣の不調がチーム成績に反映されリーグ4位で、クライマックスシリーズ(CS)進出をかけ3位DeNAを2.5ゲーム差で追いかけている。
「広島は段階を踏んできている」
堀内氏は「今の巨人は並。やることも並だし見ていて『なんでこの良い素材のピッチャーを中途半端で使うのか?』と思う」と投手起用法に疑問を投げかけ、選手の育成に定評のある広島と比較して持論を展開した。
「このところ2、3年目のピッチャーで若く良い素材がいる。でもある程度のところでピュッと(1軍に)上げて投げさせちゃう。見てみろって広島を。広島のピッチャーは牽制にしてもクイックにしても守備にしてもある程度できるようになってからしか投げさせない」
具体例として床田寛樹投手(28)と玉村昇悟投手(22)の名を挙げて解説。床田は昨季17試合に先発して8勝6敗、防御率は2.84。今季は14日時点で10勝6敗、2.05の防御率を誇る。一方の玉村は今季9試合に先発し3勝をマークしている。
堀内氏は「床田にしたって去年少し勝って今年は10勝している。段階を踏んできている。玉村もそう。ようやくピッチャーらしくなってきた。巨人は良いピッチャーがいるのに中途半端で使うからそこで何かで打たれたりすると小さくなっちゃう。だから伸びない」とし、「じっくり使って、寝かしてきて使えばいいのにどうしても中途半端に使う」と苦言を呈した。
堀内氏は現役時代、巨人のエースとしてV9に大きく貢献し通算203勝を記録した。現役引退後、巨人の投手コーチを務め03年オフに巨人監督に就任。04年から2年間チームの指揮を執った。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) September 14, 2023
この大一番で結果を出せるのがスターの資質
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今日もセンター後方へ打球は消えた??
11連勝での"ARE"へ
佐藤輝明が追加点となる2ランホームラン??
?プロ野球(2023/9/13)
??阪神×巨人
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