「地獄を見た福島にずっと寄り添ってくれている」 県TOKIO課継続、被災当事者が明かすジャニーズの支援への感謝

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嵐のワクワク学校に「とても幸せになった」

   東日本大震災で被災したという福島県在住のXユーザー、ななねねののandさくらにめろと小梅さん(@nananenenonosan)さんにも話を聞いた。当時の被害状況の深刻さをこう振り返る。

「自宅は4階建ての集合住宅でしたが、立っている家具がないほど酷い状態でした。停電断水も重なり、住むところが無くなった為、実家に家族揃って身をよせました。

3/14に腫瘍切除の手術予定でしたが、震災と原発事故で無期延期となり、先行きは見えず明日も分からない身で途方に暮れました。

鉄道も高速も何もかも止まり、原発事故後兵糧攻めにあい、飲み水や食べ物にも事欠き、この世の地獄を見ました。私達も被災者でしたが、津波や原発事故が余りに酷すぎて私たちは自分の事は自分で何とかするしかなく、当時は世界中から見捨てられたと本気で思っていました」

   周囲には、2012年にあづま総合体育館(福島県福島市)で行われた「嵐のワクワク学校」の課外授業に参加した人が多かったという。

「震災後小さい子どもがいながら中通り(地域)のため避難することもできず、先行きが全くわからない中、スーパースターがあんなところ(あづま体育館)に来てくれた事に驚きました。

こんなところに来て被ばくしたらどうするんだろう...と申し訳なく心配な気持ちでいっぱいになりましたが、行った人たちはみんな『辛いことなんて忘れて夢のような時を共有出来た』『とても幸せになった』と言っていました」

   また、福島県の復興を応援してきたTOKIOに対しては「福島県民としてTOKIOの皆様には常に勇気づけられています」という。

「地獄を見た福島にずっと寄り添ってくれているのはTOKIOだと思っています。DASH村が被災された後、福島市で稲作をしていた時はお米の作柄を心配して天候に一喜一憂してました。 今回縁を切らないと公に言ってくれた県にも感謝です」
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