モデルでタレントの「みちょぱ」こと池田美優さんが2023年9月14日放送のワイドショー「情報ライブ ミヤネ屋」（読売テレビ・日本テレビ系）に出演し、ジャニーズ事務所創設者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐる持論を語り、賛否を呼んでいる。
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「みちょぱ」こと池田美優さん（2016年撮影） -
記者会見に登壇した井ノ原快彦さん、東山紀之さん、藤島ジュリー景子前社長、木目田裕さん（2023年9月7日撮影）
「『辞めてもどうぞご自由に』っていうか、そういう柔軟性も持ってほしいなと」
喜多川氏による性加害問題をめぐっては、ジャニーズ事務所が今後1年間、広告や番組出演などにかかる出演料について、芸能プロダクションとしての報酬は受け取らず全額を所属タレントに支払う意向を示した。
番組では、アフラック生命保険がジャニーズ事務所との広告契約を終了する方針を示す一方、今後は現在広告に起用している「嵐」の櫻井翔さんと個人契約を結ぶことなどを検討していると伝えた。
こうした情報について、司会の宮根誠司さんは「櫻井さんが（広告契約を）個人で受けるってことになると、ジャニーズ事務所自体にいる意味がなくなる」とし、「ある意味ジャニーズ事務所としては、1年と言っていますから。『1年で変わる覚悟です』ということ」と事務所の意向を推測した。
コメンテーターとして出演していたみちょぱさんは、「今は（ジャニーズ事務所の）イメージが良くないので、いない方がいいんじゃないかって思うから。結構『辞めたいな』と思っている方がいるんじゃないかなって」とした。
辞めたいというタレントがいた場合について、「どこまでちゃんと送り出すというか、今までだったら結構縛りが強かったと思うんですけど。『辞めてもどうぞご自由に』っていう、（事務所には）そういう柔軟性も持ってほしいなと。もしそういう判断をしている方がいるのであれば」と語っていた。
みちょぱさんの発言をめぐっては、X（ツイッター）で賛否の声が上がっている。
所属タレントらに罪はないとして、みちょぱさんの主張に共感する声が目立つ。
「みちょぱの言う通りだと思います。権利も持たせて、仕事の継続にも最大限を尽くしてあげて、事務所の方から送り出してあげるのがせめてものタレントさん達への誠意ではないかと。完全に事務所の責任でこのような状況に追いやられてしまったのですから」
「よくぞ言ってくれました！ みちょぱさんは凄い正論言ってくれてますね」
一方で、ジャニーズファンからは一朝一夕に決められるような問題ではないとの声も上がっている。
「『辞めたいなと思ってる人がいると思う』とはどの立場で言ってるの？ 勝手に他人が口出す事じゃないでしょ」
「歌や映像、名前等の権利の事もう少し考えてからこういう事は言ってほしいですね。皆簡単に他所に移ればいいっていうけど簡単な事じゃないんです」