ジャニーズ性加害「人権意識が日本社会に問われる」 玉木代表が指摘...「能年玲奈」使えない問題も「素人には謎」

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「透明性を芸能界やテレビの業界も上げていかないと」

   議論はテレビ局が今回の事案について事後検証する必要性にも及び、タレントが事務所に対して立場が弱い中でさまざまな取り決めが進んでいく現状にも言及。その一例として、のんさんのケースを挙げた。

「例えば不可解なのは、能年玲奈さんが何で能年玲奈の名前を使えなくなって、のんちゃんになって、それで一時テレビに出られなかったって、私みたいな素人からすると謎ですよね?」

   その上で、テレビ局と芸能事務所の双方が透明性を高める必要があるとした。

「いろいろ業界の大人の社会の話があるのだろうが、そういうことも含めて透明性をこれから芸能界やテレビの業界も上げていかないと、国際的にもなかなか通用しなくなってきている時代なのでは」

   のんさんはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13年)でブレークしたが、当時所属していた事務所「レプロエンタテインメント」との間で独立トラブルが発生し、16年に「のん」に改名。テレビ番組から姿を消していた時期もあった。

   のんさんをめぐる動向は、性加害問題を通じて業界の体質が変化したかを表す試金石になるとも言えそうだ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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