日本のW杯優勝の夢「大袈裟ではない」 ドイツ&トルコに連勝で中国メディア驚愕「本当に進歩恐ろしい」

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   欧州遠征2連勝を飾ったサッカー日本代表に中国メディアが脱帽した。日本は2023年9月12日、ベルギーのセゲカアレナでトルコと国際親善試合を行い4-2で勝利。9日のドイツ戦に続く勝利に中国スポーツメディア「騰訊体育」(WEB版)は、日本が世界レベルに達したなどと報じた。

   日本はドイツ戦からDF伊藤洋輝(24)を除く10人を入れ替え臨んだ。前半15分にMF伊藤敦樹(25)のゴールで先制すると、同28分、36分にMF中村敬斗(23)が連続ゴール。3-2で迎えた後半33分には右サイドを突破したMF伊東純也(30)がPKを獲得し、これを冷静に決め4-2で快勝した。

  • 日本代表・森保監督(写真:Laci Perenyi/アフロ)
    日本代表・森保監督(写真:Laci Perenyi/アフロ)
  • 日本代表・森保監督(写真:Laci Perenyi/アフロ)

「日本は本当に強すぎた」

   トルコとの対戦は02年日韓ワールドカップ(W杯)以来で、当時は決勝トーナメント1回戦で対戦し0-1で敗れベスト8進出を逃した。トルコに雪辱を果たし欧州遠征2連勝を飾った森保ジャパン。快進撃を受け、複数の中国メディアが自国代表との力の差を比較しながら強さを分析した。

   騰訊体育は、日本は中国の稚拙なパフォーマンスとまったく対照的に、トルコを相手に「強者だけが持ちうるリラックスしたメンタリティ」を見せ、ドイツ戦からメンバー10人を入れ替えても勝利したと伝えた。

   記事では、わずか 36分で3点を獲得したのは衝撃的だったと振り返り、3日前にドイツを破り(ハンジ)フリック監督を解任に追い込んだことも知っておくべきだろうとした。「日本は本当に強すぎた」と驚愕した。

   ドイツ、トルコ戦はいずれも親善試合ではあったが、日本の攻撃力向上を証明した試合だったと指摘。今の日本は「世界レベルに達しており、W杯で優勝するという国民の夢は大袈裟ではない」とした。

   地元メディア「捜狐」(WEB版)は、12日に行われた2つの国際親善試合が大きな注目を集めたとし、日本と自国代表それぞれの結果を伝え両国の戦力分析をした。

   記事は「日本の差がまた広がった」と書き出され、中国(FIFAランク80位)はシリア(94位)に0-1で敗れ、日本(20位)は10人の選手を大幅に入れ替えたが欧州の強豪トルコ(41位)を4-2で破ったと伝えた。

   中国は9日にマレーシア(136位)と国際親善試合を行い1-1で引き分けた。捜狐は、中国は主力が出場しても2試合連続凡戦で、一方トルコ戦の日本ベンチでは、三笘薫、冨安健洋、鎌田大地といった名だたる選手たちが楽しそうに試合を観戦していたと解説し、「ここまでの日本の進歩は本当に恐ろしいもので私たちには追いつけないほどだ」と嘆いた。

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