256GBのUSBメモリーが「極悪仕様」だった プロもあ然...「容量偽装」の実態

ここ1~2年で偽装品が増えている

   データSOSはこうした偽装品が最近増えてきているとし、「ここ1~2年でそういうのに遭遇することがすごく増えた印象」だという。

   「以前、子供用のカメラに入っていたマイクロSDカードが偽装品だったことがありました。1000円、2000円ぐらいの結構安いトイカメラに入っていた32GBのSDカードで、容量を超えて撮影すると使えなくなるというひどいもので、そうなるとお子さんは泣きますよね」と実際に持ち込まれた偽装品の例を話した。

   偽装品が出回る理由としては、「コピーがしやすいんだと思います」という。「プログラムをちょっと変えるだけで容量を偽装できてしまうこともあります。本当にたくさん容量が入るチップを買うのは高いけれども、安く売られている32GBや64GBの不良品のようなマイクロSDカードなどをいっぱい買ってきて、プログラムを書き換えてしまう。そういう悪さをする人が出てきているのだと思います」と見解を語った。

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