「汚染魚」はNG、だけど「汚染水」はOK 共産党に「二枚舌」批判

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「汚染水という言葉を使ってはいけないかのような、そういう議論は...」

   一方で、処理水を共産党が「汚染水」と表現していることについては、「きちんと科学的」だとして継続する考えだ。

「汚染水という言葉を使ってはいけないかのような、そういう議論は、我々はくみするものではない。やはりきちんと科学的だと思いますよ?」

   「科学的」である理由について、

(1)通常の運転に伴う原発のトリチウム水とは違う
(2)原発事故に伴う様々な核種が含まれている水を放出したことは歴史上ない

という2点を挙げた上で、

「言い方を変えれば危険性が除去されるかのようなことは、ちょっとそれは違うのではないか」

とした。

「中国が主張していることを是とするわけではない。中国が言っていることが正しいというつもりはない」

とも主張した。

   この共産党の対応には、早速批判が出ている。国民民主党の玉木雄一郎代表は9月12日の記者会見で、「汚染魚が駄目なら汚染水も駄目なんじゃないですか?」。その上で

「なんで汚染水がOKで汚染魚が駄目なのかよく分からないし、それであれば、『汚染水』と言う人は全員公認外すべきじゃないですかね」

と切り捨てた。「汚染水」「汚染魚」という表現は「国益に反している」として、

「中国と同じような主張を国内からするべきではないと思う」

と話した。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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