ヴァイオリニストの崎谷直人さんが2023年9月11日、X(旧ツイッター)で、「音楽のほんものに触れていれば、SMAPや嵐には騙されない」などと投稿して物議を醸している脳科学者の茂木健一郎氏に「ちょっと意味がわからない」などと反論した。
「炎上か、風見鶏か、ダブスタか知らないけど」
ジャニーズ事務所は7日の会見で、故ジャニー喜多川氏の性加害を認めた。
茂木氏は11日、「ジャニーズにだまされる人は、芸術の教養が根本的に欠けている。クラシックからロック、ポピュラーまで、音楽のほんものに触れていれば、SMAPや嵐には騙されない。ジャニーズを聴くんだったら、モーツァルトやビートルズ、ボブ・マーリーを聴いた方がはるかに深く世界に通じる教養が身につく」と投稿した。
崎谷さんはこれを引用し「自分で言うのも何ですが、あえて言います。日本のクラシック音楽シーンの第一線で活動しておりますが、ちょっと意味がわからないです」と反論。「SMAPメンバーの持つ能力や努力、魅力の何がクラシック音楽と比べて騙しなのでしょうか。芸術の教養とは、なんでしょうか」と疑問を投げかけ、ジャニーズ事務所に対しては「事務所擁護では全っっっく無いです」としている。
崎谷さんは続けて、「この方、解散騒動の時はSMAP絶賛してたよね。今はモーツァルトと比べて蔑む。炎上か、風見鶏か、ダブスタか知らないけど、芸術教養の前に品が無いなと感じます」と一刀両断。茂木氏は2016年8月にSMAPについて、「とても礼儀正しく、才能にあふれていて、すばらしい方々だと思いました。まさに国民的アイドルの名に、ふさわしい存在です」などと評していた。
一連の投稿が拡散されていることを受け崎谷さんは、「バズってしまった、、 成敗したい訳じゃないんよ」とした上で、「片方を蔑んで、片方を上げても、上げた方まで蔑むよ。そーゆー比較、嫌だよって事を言いたかった」と強調している。
自分で言うのも何ですが、あえて言います。日本のクラシック音楽シーンの第一線で活動しておりますが、ちょっと意味がわからないです。
— SAKIYA Naoto 﨑谷直人 (@sakiya_LA24) September 11, 2023
SMAPメンバーの持つ能力や努力、魅力の何がクラシック音楽と比べて騙しなのでしょうか。
芸術の教養とは、なんでしょうか。
事務所擁護では全っっっく無いです。 https://t.co/w2NoP5Jzxx