元俳優の高岡蒼佑さんが2023年9月10日にインスタグラムを更新。ジャニーズ事務所問題に言及し、擁護するファンの声にも反論した。
9月7日に会見を開き、事務所創設者であるジャニー喜多川氏のタレントへの性加害を認めて謝罪したジャニーズ事務所。現在、ジャニーズタレントを起用したCMの打ち切りが発表されたり、テレビ局の「忖度問題」などにも注目が集まっている。
「芸能界は異常です」
高岡さんは10日にインスタグラムのストーリーズでこの問題について、「日本で決して許されてはいけないという事が現実に起きてしまって、公に出てきたのであれば膿を出しきらないと何の解決にもならない」と持論を展開。「今するべきことは応援している人よりも精神的に追い詰められた人たちの救済をしていくべきだと思う」と被害者の救済をすべきだと指摘した。
その後、高岡さんは被害を訴えている人を疑うような声に対し、「被害を受けた何もわからない当時未成年の少年達は他にもいます」とし、「この人もこうだの議論はナンセンスです」とバッサリ。「こんな事が平然と行われる芸能界は異常です」と苦言を呈した。
さらに高岡さんは、ジャニー喜多川氏を「人類稀に見る極悪人」と表現し、「その冠の会社がエンタメ界の中心で回り続ける事はあってはいけないと思いますよ」と強調。「現時点でテレビ局が平然とそこのタレントを使ってる事が異常です。やばい国です」とつづった。
また、ジャニー氏の性加害の信憑性を疑う声に対し、高岡さんは「この期に及んで信憑性がどうの事実かどうかってもはやその次元、とうの昔に通り過ぎてます」「事実ではない事であんな大がかりに会見までできません」と指摘。
ジャニー氏の性加害については「週刊文春」との民事訴訟の中で性的虐待があったと事実認定されているが、高岡さんはこれにも言及。「何十年も前から事実として判決は出ています。ようやく、ようやく世間的にも隠し通せなくなって公に事実認定され、それが炙り出されただけです」とした。
なお、最後には擁護するファンに対し、「現場を見てない。行為の写真を見ていない。だから信じないお花畑も大概にしたほうがいいです」と反論していた。