「その『前にも言ったけど』ってやつ一生言わないで」 不和招く「余計な一言」、議論呼んだエピソードの数々

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著者に読んだ感想を伝えてくれるのは嬉しいけれど...

   同じ一言でも、立場やシチュエーションなどによって「余計」に感じてしまう人、そうでない人とで見解が異なることが分かる話もあります。

   書籍の編集者をしているXユーザーが、著者に対して「図書館で借りた」「中古書店で買った」という一言を添えて感想を伝える読者がいることについて苦言を呈する投稿が拡散されました。

   特に、読者が感想を直接伝えるシーンでこの一言を入れることで、著者との間に「なんとも微妙な空気」が流れてしまうことがあるそうです。投稿者は「感想を伝えてくれるのはありがたいのですが」としつつも「入手経路は言わなくていいから!」と書いています。

編集からのお願いなんですが著者に直接「図書館で借りた/ブックオフで買っておもしろかった」と伝えるのはやめてください - Togetter

   もちろん、図書館で借りる、中古で買うなどして作品に触れることも読書体験のうちですが、著者や出版関係者など、コンテンツを作る側にとっては「できれば本屋で新品で買ってもらいたい」という気持ちがあるのも理解できます。

   この投稿に対し「わざわざ言わなくても、感想だけでいいやんね...」と理解を示す声が寄せられる一方で、「気持ちはわかるけど、余計なお世話。読んでもらえたならいいではないですか」と疑問を唱える声も少なからず挙がり、議論になりました。

   また、実際に書籍を出版して似たような感想をもらったことがある人からは「もちろん書店で正規価格で購入してもらうにこしたことはないけど、読んでくれて、わざわざ感想を伝えてくれたことがただただ嬉しかった」という反応も。

   ひとつの投稿に対して多角的な反応や議論が巻き起こるのも、Xならではと言えましょう。

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