ふと気になったBGM、店員に尋ねると「私たちのバンドの曲なんです」 居酒屋での思わぬ出会いに6万7000いいね...メンバーも感激

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店の好意でバンドの活動を紹介してもらえた

   sympathyのメンバーは、ギターボーカルの柴田ゆうさん、ギターの田口かやなさん、ベースの今井なつきさん、ドラムの門舛ともかさんの4人で構成されている。高校の部活で結成された。

   門舛さんは「初ライブのコンテストでたまたま優勝し、地元のライブハウスでライブをしながらオリジナル曲を作り始めた」と振り返る。

   大学に進学後、メンバー同士が遠距離となるも活動を続けた。2015年には、ビクターエンタテインメントのレーベル「CONNECTONE」から、ミニアルバム「トランス状態」でデビューを果たした。卒業後は上京し、都内のライブハウスなどで活動している。

   居酒屋で働いているメンバーが、店にバンドで活動していることを伝えたことが、今回の出来事につながった。

「バンドをやっている事を店に伝えると、宣伝になればと店のご好意で飾って下さったのが始まりです」

   店でのエピソードを伝えるぐっちょむさんのポストは「良い話」だと話題になり、現在までに8000件を超えるリポスト、6万7000件を超える「いいね」が寄せられた。

   Xでは「聴いてみたら良かった」など、ぐっちょむさんの投稿を機にsympathyの曲を聞いたとする声が広がった。さらに「自分も同じ店でsympathyはまりました!」と同様の経験を伝える声もあった。

   ぐっちょむさんの投稿について、門舛さんは「ぐっちょむ様の投稿がきっかけで初めてsympathyを知ってくださり、楽曲を聴いてくださった方が沢山いらっしゃり、反応も下さっているのでとても有難いです」と感謝する。ボーカルの柴田さんも自身のアカウントで「良い曲だってぇ〜うれちいねえ〜」と喜びを伝える。

   「突然思ってもみなかった事から沢山の方に音楽が届いているので、驚いてはいますがとても嬉しいです。この機会にライブハウスや音楽に興味を持ってくださる方が増え、sympathyの揺れるロックが届いたらいいなと思います」(門舛さん)

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