サッカーJリーグのFC東京DF長友佑都(36)が、2023年9月6日に行われたルヴァン杯準々決勝で左膝を負傷したアビスパ福岡FW佐藤凌我(24)に対してSNSで謝罪したことがインターネットで注目を集めている。「さすがの対応」などと評価する声の一方「当事者で話していればSNSで謝罪する必要もないと思う」という見方もある。
佐藤が負傷したのは後半アディショナルタイムだった。サイドライン付近でボールを追っていた佐藤と長友が接触。福岡は7日、公式サイトで佐藤が「左膝前十字靭帯損傷」と「左膝外側半月板損傷」の全治8カ月と発表した。
「佐藤選手に心からお詫び申し上げます」
長友は7日にX(旧ツイッター)を更新し、佐藤に対する謝罪のコメントを投稿した。
「この度、佐藤凌我選手に大きな怪我をさせてしまったことを深く反省しています」と書き出され、「故意ではありませんでしたが、怪我をさせてしまったという事実を重く受け止め、佐藤選手に心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
佐藤は東福岡高校、明治大学の後輩で普段から親交があったようで、長友は佐藤の家族やファン、福岡サポーターにも謝罪し「佐藤選手の1日も早い回復を心から願っています」と綴った。
長友のSNSでの謝罪をめぐりインターネットでは「謝罪を評価する」ものと、「謝罪は必要なかった」などとする意見が寄せられた。
Xには「しっかり謝罪した長友はさすがの対応」「スポーツでは良くある事ですが、やはり長友さんも相手が重症ともなれば、公衆の面前で謝罪しないといけませんよね」「長友謝罪ツイートはそうしないと納得しない人が増えたからそれに配慮しただけだろうな」との声が上がる一方で、「選手自らわざわざSNSを使ってフォローしないといけない件なのかな」「長友選手にはSNSで謝らないで欲しかったなぁ...」「本当は当事者で話していればSNSで謝罪する必要もないと思う」などの声も寄せられた。