集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の「不治の病は不死の病.」を手がける漫画家・へちぃさんが、2023年9月5日に配信したお知らせで、国指定難病「潰瘍性大腸炎」を患っていると明かした。
コメント欄には、ファンから労わりの声が寄せられている。
「何もお伝えしないのはかえって不誠実かなと」
同作は隔週火曜日に連載しており、曜日別ランキングでは7日時点で4位の人気を誇る。あらすじは次のとおりだ。
「未知の病が降り注ぎ『病が病を生む世界』へと荒廃した時代──。治療のために外法を繰り返し、追放された【ヤミ医者】イクルは自身も不死身の病を抱えていた。死にたい彼が死にたくない世界を救うSF医療冒険譚!」
5日のお知らせでは、体調不良により今号休載として詫びている。へちぃさんは「あまりご心配をおかけしたくないという思い」で詳細を伏せていたとしつつ、
「度々お休みする理由を何もお伝えしないのはかえって不誠実かなと感じたため告白いたしますと、『UC(潰瘍性大腸炎)』という病気を患っております」
と明かした。2月にも休載している。へちぃさんは「国の指定難病なので、この作品的にいえば『不治の病』にカテゴライズされる病気でしょうか」と述べ、
「現在は快方と悪化を行ったり来たりですが、イクルたちの活躍をお届けできるように尽力してまいりますので、どうか見守って頂けますと幸いです」
と呼びかけた。本編は19日に配信予定だという。安倍晋三元首相の持病としても知られる潰瘍性大腸炎。へちぃさんは下記のようにも伝えている。
「出血やびらん(爛れ)も痛いのですが、内視鏡検査の時、おしりに指を突っ込まれるのが瞬間火力で言えばかなり痛いです。健康が第一ですので、皆様もどうかご自愛のもとお過ごしください」