食べて応援動画に「心がこもっていて泣いてしまう」 豪大使館、福島県食材の安全性に太鼓判

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   東京電力福島第1原発で出た処理水の海洋放出が進むなか、オーストラリアのジャスティン・ヘイハースト駐日大使が2023年9月5日、福島県産の魚で作った「フィッシュ&チップス」で「食べて応援」する動画をX(ツイッター)で公開した。

   Xでは「動画に心がこもっていて泣いてしまう」「美味しく食べてくださってありがとうございます!」といった声が上がっている。

  • ジャスティン・ヘイハースト駐日大使のX(@AusAmbJPN)より
    ジャスティン・ヘイハースト駐日大使のX(@AusAmbJPN)より
  • ジャスティン・ヘイハースト駐日大使のX(@AusAmbJPN)より

「これからも福島県産の食材を使っていきます」

   動画は「食べて応援します!」と、大使を含む8人が料理を堪能する場面から始まる。

   ヘイハースト大使は、「今日は大使館で、福島の魚を使ってフィッシュ&チップスを食べています。オーストラリア人はフィッシュ&チップスが大好きです」と説明。「うーん!」と舌鼓を打った。

   丸ごとのヒラメを切り身にし、衣をつけて揚げる厨房のシーンが挿入されたほか、朗らかな様子で職員らが下記のように伝えている。

「オーストラリア大使館ではこれからも福島県産の食材を使っていきます」
「新鮮な福島のヒラメがぴったりです」
「福島のお魚は安全です」
「美味い!」

   投稿を受けてXでは、「動画に心がこもっていて泣いてしまう」「美味しく食べてくださってありがとうございます!」「あたたかいご支援に感謝」といった声が寄せられている。経済産業省も感謝を述べ、外務省は「#STOP風評被害」などのハッシュタグで引用リポストしている。

   処理水の放出は8月24日に開始された。オーストラリア大使館は30日にも、東京都内の福島物産館で桃などを購入する動画を披露し、「オーストラリア政府は国際原子力機関の透明性のある技術的助言を信頼し、福島を応援しています」と投稿している。

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