阪神近本への死球騒動、宮本慎也氏「できたら代えて」発言を釈明 「こういうこともあると言いたかった」

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   プロ野球・ヤクルトの元選手で野球解説者の宮本慎也氏が、2023年9月5日にYouTubeチャンネル「野球いっかん!」に登場。9月3日のヤクルト対阪神(神宮)で、ヤクルトの山本大貴投手が近本光司外野手に死球を与えた騒動について語った。

   宮本氏は9月4日配信の番組「JERAセ・リーグ レジェンド LIVE」に出演した際、近本選手が死球を受けた場面について「できたら近本代えてほしいなっていう。7-0なんで」と発言し、一部で批判の声が上がっていた。

  • ヤクルトの本拠地、神宮球場
    ヤクルトの本拠地、神宮球場
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「そのまま近本が出る選択が悪いとも思ってない」

   「野球いっかん!」に出演した宮本氏は、スタッフに「ちょっと怒ってる方がたくさんいらっしゃいまして」と話を振られ、「この問題はナーバスなのであまり触れたくないなと思ってたんです正直」と切り出した。

   問題の試合はNHK BS1で生中継され、宮本氏が解説を務めていたが、

「(阪神が)優勝目指してるというかもう目の前に来てるチームなので、けが人が一番怖いというところで、あの時は純粋に近本の心配をしてた。大丈夫かなって」

という。

   渦中の発言については、大前提として当てるほうが悪いとした上で、

「これは方法の1つで、こういうこともありますよというのを言いたかったんですけど、他の人だったら当ててもいいということじゃなくて、(左投げの山本投手に対して)右バッターの代打を出してると当たる確率はグッと減る」
「ちょっと嫌なピッチャーだなと思ったらそういう方法もあります」

と真意を説明した。

   宮本氏は番組で、問題の原因は「単純にいうと技術なんですよね」と投手側にあるとしていた。他の解説者から打者の避ける技術も必要だと指摘され、その流れで「代えて」発言が飛び出した。

   岡田彰布監督の采配への批判とも受け止められたことに対しては、

「主力を引っ込めてヤクルトが絶対打たないで逆転しないのかといったらそれはわからないし、そのまま近本が出るという選択が悪いとも思ってない」

と否定した。

   今季の与死球数が12球団トップの古巣には「デッドボールは選手生命を絶たれる可能性ももちろんあるのでピッチャーはコントロールを突き詰めないといけない」と注文した。

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