大和田獏、妻・岡江久美子さんを亡くし「まだ納得いってない」 突然の別れから3年...現在の胸中語る

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   俳優の大和田獏さんが2023年9月4日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。20年4月に新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった、妻で俳優の岡江久美子さんへの胸中を明かした。

  • 写真:Pasya/アフロ
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テレビ初告白。突然の別れは「まだ納得いってない」

   「明るいのが取り柄で、太陽のような人でした」と岡江さんの人柄を語る大和田さん。現在の心境について「もう3年半近くたっちゃったんですけど、まだなんかね、納得いってないっていう感じなんですけど。突然でしたからね」としつつ、「深い穴がぽーんと空いてしまった感じなんですけども。もうそれはどうやっても埋めようがないと今は思ってまして」と正直な気持ちを話す。

   少しずつ前を向きだせるようになったのは、娘や孫の存在、そして岡江さんの友人たちに支えられたから。「こんなにあの人は人に愛されてたんだ」と実感して「その分、僕も頑張んなきゃいけないな」と考えるようになったといい、最近では娘の勧めもあって手料理の写真を載せるインスタグラムを開設。いいねをもらえると「励みになるというか、楽しみになって」と穏やかに語る。番組では、岡江さんが過去8回にわたって出演した放送回を大和田さんと観覧。番組MCの黒柳徹子さんは「面白いね」と、岡江さんの気さくな話しぶりを懐かしんだ。

入院当時の状況を語る「入院した後はお見舞いもいけない」

   20年4月、仕事のため地方にいた大和田さんのもとに岡江さんから「熱が出た」とメールがあり、急いで帰京。岡江さんは医師からすでにしばらく様子見をしましょうと言われていたが、大和田さんは岡江さんのただならぬ様子を心配し、翌朝病院へ。血中酸素が低いことが判明し、そのまま入院、集中治療室(ICU)に運ばれていったという。

   大和田さんは当時の状況について、「入院した後はお見舞いもいけないし、何も持っていけないし。ただ1日1回夕方、先生の方から電話が来て様子を聞かせてくれるっていう日々が続いたんですよね。その時が一番つらい時期だったですね。精神的に」と説明。入院から約18日目で病身から「先ほど亡くなりました」との連絡があった。

   1人だけ面会できるとのことで、大和田さんは完全防備で岡江さんとの再会を果たすが、岡江さんは納体袋に入れられており、「ここ(顔)だけビニールの透明なのがついてて顔は見れたんですけど。まぁそれだけだった」「それで遺骨で帰ってくることになっちゃったんですけどね」と肩を落とした。「1つ残念なのは、あの人(岡江さん)のもっと老けたおばあちゃんを見たかった。それだけがちょっと悔やまれますけどね」と惜しんだ。

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