入院当時の状況を語る「入院した後はお見舞いもいけない」
20年4月、仕事のため地方にいた大和田さんのもとに岡江さんから「熱が出た」とメールがあり、急いで帰京。岡江さんは医師からすでにしばらく様子見をしましょうと言われていたが、大和田さんは岡江さんのただならぬ様子を心配し、翌朝病院へ。血中酸素が低いことが判明し、そのまま入院、集中治療室(ICU)に運ばれていったという。
大和田さんは当時の状況について、「入院した後はお見舞いもいけないし、何も持っていけないし。ただ1日1回夕方、先生の方から電話が来て様子を聞かせてくれるっていう日々が続いたんですよね。その時が一番つらい時期だったですね。精神的に」と説明。入院から約18日目で病身から「先ほど亡くなりました」との連絡があった。
1人だけ面会できるとのことで、大和田さんは完全防備で岡江さんとの再会を果たすが、岡江さんは納体袋に入れられており、「ここ(顔)だけビニールの透明なのがついてて顔は見れたんですけど。まぁそれだけだった」「それで遺骨で帰ってくることになっちゃったんですけどね」と肩を落とした。「1つ残念なのは、あの人(岡江さん)のもっと老けたおばあちゃんを見たかった。それだけがちょっと悔やまれますけどね」と惜しんだ。