2023年9月4日放送の「news zero」(日本テレビ系)に出演した月曜キャスターの嵐・櫻井翔さんが、ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題について「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が会見したことを取り上げた後に発したコメントをめぐり、X(ツイッター)で賛否両論が巻き起こっている。
「何よりまずは被害者への謝罪と救済が大前提、大切だということ、しっかりと伝わってきました」
番組では、元ジャニーズJr.らによる「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が対話を通じての事実の究明、被害者の救済を求めるようすなどを報じた。
櫻井さんは「今日の(当事者の会からジャニーズ事務所への)要請でも、(再発防止)特別チームの提言でも、何よりまずは被害者への謝罪と救済が大前提、大切だということ、しっかりと伝わってきました。ジャニーズ事務所が今週木曜日の会見でどう対応し、どう説明するのか。しっかりと見ていきたいと改めて思いました」と真剣な表情で語った。
SNSでは、櫻井さんのコメントをめぐり賛否両論が起こっている。淡々と会見内容をまとめた櫻井さんに、他人事のようだとする指摘が散見される。
「何かコメントしないと叩かれるから一応触れたというようなコメント。こういう時にでるよね。その人の本質が」
「キャスターの前にジャニーズである翔くんには自分の言葉で気持ちを語ってほしかった 向き合うというのはそういう事では」
「自分の所属事務所なのに他人事のように話す櫻井さんに?と、、。何となくモヤっとした、、。そう思っているのは私だけ?」
一方で、ジャニーズ事務所に所属するタレントとはいえ番組ではいちキャスターであるという立場から、こうした姿勢を支持する声も目立つ。
「きわめて中立、公正な発言だと思う。真摯な姿勢に報道キャスターとしての覚悟と矜持を感じた」
「櫻井くんはジャニーズ事務所のタレントです。まだ会見が開かれていない前にできるコメントだと思います。そして伝えてくれました。決して他人事のようなコメントではありません」
「ジャニーズ事務所が会見するって言ってるんだから、櫻井翔くんがその前に何かを語る必要はないよね」