知人女性への強制性交の疑いで書類送検され、嫌疑不十分で不起訴処分となった西武・山川穂高について、球団は4日に無期限の公式試合出場停止処分を下したことを発表した。
中田翔は巨人に無償トレード
今回の処分をどう判断するか。スポーツ紙デスクは、「無期限の出場停止処分なので、文字通り復帰の時期は白紙です。不起訴処分になったからすぐに1軍に出場できるようでは、スポンサー、ファンの理解を得られない。渡部健人を4番で起用するなど、西武は『脱・山川』でチーム作りを進めている。今オフにトレードで放出の可能性が十分にあると思います」と分析する。
今回の処分は西武が判断した裁定で、他球団に適用されるものではない。思い出されるのが巨人・中田翔だ。日本ハム在籍時、21年8月4日のエキシビションマッチ・DeNA戦で、試合前にベンチ裏でチームメートに対して突発的に手を出していたことが判明。球団は11日に無期限の出場停止処分を発表したが、わずか9日後の20日に無償トレードで巨人に移籍することを発表した。中田は移籍後すぐに、1軍合流して試合に出場。巨人の対応に賛否両論の声が出た。
中田と山川のトラブルは全く事案が異なる。トレードで獲得する球団が現れるかという懸念があるが、来年も西武でプレーする見通しが立っていないことも事実だ。本塁打を3度獲得するなど実績は申し分ないが、プレーで信頼を取り戻すという時代ではない。山川の去就が注目される。(中町顕吾)
僕は幼少期から野球を経験してきましたが正しい走り方を教わったことはありません。
— 定道 大成 (@taiseisadamichi) August 16, 2023
それはプロ野球選手も同じだと思います。
今教わっても遅いのではないのか、そうではありません。
少しでも自身のプレーの幅を広げたいのは変わらないと思います。… pic.twitter.com/OnbksQxUc1