ファッションイベント「関西コレクション2023 S/S」にも出演した元アイドルでキャバクラ譲のせりにゃさんが2023年9月1日、身長166センチメートル、体重42キログラムと自身の体形を公表し、「街を歩くだけで視線感じる」などとダイエットの成果をX(ツイッター)で明かした。
ユーザーからは、極端なダイエットに対する懸念の声が上がっている。
「早く痩せ=正義の社会が無くなりますように」
せりにゃさんは投稿で、「166cmで42kgだけど、街を歩くだけで視線感じる」と切り出し、「『細っ!』『可愛いすぎ!』『マジタイプだわ!』って言われるのは本当に嬉しい」と自身の体形に対する周囲の反応を伝えた。「かわいい服も着れるし、関コレにも出れた。自己肯定感も、収入も爆あがり」と充実感をつづり、「ダイエットは人生を変えてくれる。痩せるって最高なんだよって、全国の女の子に広めたい」と強調している。
投稿には、「早く痩せ=正義の社会が無くなりますように」「明らかに痩せすぎなので健康で長生きしたい人はこの体重は目指しちゃダメよ」「これを真に受けた女の子が無理なダイエットしないことを祈ってる」など、極端なダイエットを懸念する声が多く寄せられた。
せりにゃさんは投稿の引用リポストで、特定のドリンク商品や、糖尿病治療薬を用いた「GLP-1ダイエット」を推奨するクリニックを紹介している。前者の販売元は19年に景品表示法に基づく措置命令を消費者庁から受けており、後者は日本医師会や日本糖尿病学会、製造元の製薬会社が、糖尿病治療薬の適応外使用だとしてリスクなどの面から問題視している手法でもある。
ユーザーからは、「これの次のポストがこの糖尿病薬を飲むと痩せるよ!ここで処方してもらって!なの闇すぎ。影響力のある人がそれやっちゃうと若い子が真似するんよ......まじやめて」「まともな病院じゃ診察して処方してもらえる人は糖尿病の人だけなんよ」などの指摘も上がった。
せりにゃさんは3日に更新したXで、「私は単純に痩せてる女の子が好きで理想なだけであってぽっちゃりした体型が理想の子もいると思う」ともコメント。「だから私は全世界の人が痩せていてほしいとか思ってないしそれぞれが健康で自分の好きで納得する体型でいればいい」とし、「私が発信してるのは私のように、痩せてる体型が好きで目指してる人に対してとただの自己満」と説明している。
166cmで42kgだけど、街を歩くだけで視線感じる。「細っ!」「可愛いすぎ!」「マジタイプだわ!」って言われるのは本当に嬉しい。かわいい服も着れるし、関コレにも出れた。自己肯定感も、収入も爆あがり。ダイエットは人生を変えてくれる。痩せるって最高なんだよって、全国の女の子に広めたい。
— せりにゃ (@seriseri_baby) September 1, 2023