くすぶり続ける国民民主「連立入り」説 玉木代表が設定する「高すぎるハードル」

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擁立見送り説の参院山形選挙区、直前に主戦論が巻き返す

   国民民主が2月の党大会で決めた活動方針には、「政策本位で協力できる政党とは与野党を問わず連携」することをうたっており、「与野党を問わず」という点も選挙戦で論点になった。この点を念頭に置いた

「国民民主等は野党なのか」

という問いには、

「どこからどう見ても野党」

と答えた。

   玉木氏が条件としてあげる選挙区の調整、具体的には、国民の候補者のために自民・公明が擁立を見送るのは、ハードルが高いのが実情だ。これに近いことが起きたのが22年の参院選だ。

   山形選挙区(改選定数1)で、国民現職の舟山康江氏が3選を目指す中で、自民では対抗馬の擁立を見送る議論が出た。舟山氏の知名度が高いことに加えて、22年度の当初予算に国民が賛成し、政策面で連携する部分もあったことが背景にあるが、公示日が近づくにつれて自民党内からは主戦論が噴出。結局は自民が独自候補を擁立し、舟山氏に敗れたという経緯がある。

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