「購入自体を後悔させない」取り組みも
生産コストを下げるのにも限界があり、「購入自体を後悔させないようなサービス」を考えているともいう。「プレママ・プレパパレッスン」をはじめ動画配信や、ベビー用品専門店にスタッフを派遣するといった形で、納得して使用してもらえるよう製品選びを手伝っている。
ベビーカー選びについては、居住環境や生活シーンから想像する考え方を提案している。主な移動手段、保育園までのルートなども考慮できる。そのなかで予算や重量などの優先順位を考えると、自分に合った製品を選びやすいという。
昨今は、購入前にベビーカーを試用する選択肢もある。他社のレンタルサービス「ストローラートリップ」や「レンティオ」、「ベビカル」に採用されている。
一方で中古品をめぐっては、「ベビーカーにも寿命がある」と訴える。目に見えないひずみが出てくるといい、「リユースサービスを利用する場合は、安全性が確かかどうかを見て欲しい」とする。
公的な基準はないものの、コンビは標準使用期間を新品購入から「5年間」と独自に設定。遥かに超過する商品は使用中止を呼びかけている。