「こだわりの機能」とは?
同社の「スゴカル」シリーズでいえば超軽量モデルは3万円台。6万円近いスタンダードモデルは、「こだわりの機能や素材、技術を集約した物で、自信をもってお勧め出来るというところもあり、このお値段で販売しています」という。
広報によると、約15年前は軽さか押しやすさか選ばせるような「二極化」状態で、軽さを重視する人が6割ほどの感覚だった。2015年にスゴカルの前型となる軽量で操作性の良い商品が発売されたのち、今に至る。
グレードの違いというより、乗り心地や操作性など細分化が進んだ機能と、重量とのバランスをそれぞれ追求したラインアップだ。価格帯で異なる点は、対面・背面の切り替えハンドルに連動する後輪側タイヤロックの有無が大きい。
プレミアムモデルを例にすると、走行を安定させる大きなタイヤ、サスペンション、シートは衝撃吸収素材「エッグショック」を用い、赤ちゃんに触れる箇所は吸湿速乾性を持たせつつ洗濯機で丸洗い可能──といった機能が搭載されている。「品質を妥協することは絶対ない」という。