元サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」の岩渕真奈さん(30)が2023年9月1日、現役引退をX(ツイッター)で発表した。
「自分のサッカー人生が大大代好きでした」
岩渕さんは投稿で、「プロサッカー選手を引退する事に決めました」と題した文書を公開。「この場で少しだけ伝えたい事は サッカーを通して感じた支え、声援、叱咤、激励、共闘、景色、興奮、創造 全ての事に そして関わってくださった皆様に 心から感謝しています。幸せでした!!!」とコメントした。
岩渕さんは、「サッカーが大好きで サッカーで出会った人達が大好きで なにより自分のサッカー人生が大大代好きでした」と競技への思いを伝え、「本当にありがとうございました」と改めて感謝の意をつづった。「9月8日に記者会見をさせていただき自分の口からしっかり思いを伝えさせて頂けたらと思います」と締めくくっている。
投稿には、「長い現役生活、お疲れ様でした」「スペシャルな選手だった。お疲れ様でした」「引退後の人生がより良きものとなりますように祈っています」「えええええ!急やな」「まだまだ見たかった」「もう一度だけでいいから国際舞台で見たかった」など、岩渕さんを労う声や引退を惜しむ声が寄せられた。
岩渕さんの兄で、J2「藤枝MYFC」の岩渕良太選手は、「日本代表のユニホームを着て世界の舞台で戦う姿は家族として本当に誇らしかったです!たくさんの感動をありがとう!」とコメントしている。
岩渕さんは10年に16歳でA代表デビューを果たし、優勝した11年大会を含む3度のFIFA女子ワールドカップに出場している。クラブでは07年に日テレ・東京ヴェルディベレーザでトップチームデビュー。ドイツの「ホッフェンハイム」「バイエルン・ミュンヘン」でプレーした後、20年からはイングランドの「アストン」「アーセナル」などのクラブを渡り歩き、23年1月に期限付きで「トッテナム」に加入した。
いつも応援してくれている皆様へ
— Mana Iwabuchi 岩渕真奈 (@buchi_mana) September 1, 2023
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