「組織的犯罪ですよねこれ」「相当厳しい断捨離を」 ジャニーズ性加害問題を堀江貴文氏が糾弾

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   ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が2023年8月30日にYouTubeチャンネルを更新。ジャニーズ事務所前社長の故・ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐって、ジャニーズ事務所が設置した外部の専門家による「再発防止特別チーム」が8月29日に開いた会見について語った。

  • 堀江貴文氏(編集部撮影)
    堀江貴文氏(編集部撮影)
  • 堀江氏のYouTubeより
    堀江氏のYouTubeより
  • 堀江貴文氏(編集部撮影)
  • 堀江氏のYouTubeより

「ネットフリックスみたいなプラットフォームは使えなくなる」

   ジャニー氏の性加害について、堀江氏は

「元ジャニーズJr.とか知り合いもいっぱいいるんで、話半分に聞いてたっていうか、僕自身がそういうのに別に興味がないので、『あーそうなんだ』『やっぱりそういうのあるんだね、都市伝説じゃないんだね』みたいな話をしてたりとか、当事者じゃないってこともあってですね、そんなに深くは考えなかった」

と、実態を耳にしながらも当時は他人事だったことを告白した上で、会見でジャニー氏の姉の故・メリー喜多川氏と藤島ジュリー景子社長も性加害の疑惑を認識していたとされたことについては、

「本当に組織的犯罪ですよねこれ。組織的犯罪会社であるということが認定されたということで、まずもうジャニーズって名前やめろよっていう話もあります」

と厳しく批判した。

   今後の経営に対しては「第三者のファンドとかそういったところに売却せざるを得ないかもしれない」との見方を示しつつ、

「犯罪者が作った会社っていう話になってしまいますので、しかも処罰を受けないまま死んだ創業者が作った会社。(中略)こういった会社を買収する外資系のファンドとか多分ないと思うんですよね」

と指摘し、「不透明な状況は続くのかなと思います」と語った。

   今回の件は国連人権理事会でも問題視されているということで、堀江氏は

「今後ジャニーズ事務所のタレントを、国際的な、例えばネットフリックスみたいなプラットフォームは当然使えなくなると思いますし、相当厳しい断捨離といいますか、組織改革、機構改革を行っていかないと。まず名前を変えなきゃいけないだろうし、社長はもちろん辞任だろうし、株主の体制も変えなきゃいけないだろうし、経営陣も替えなければいけない。コンプラの体制も作らなきゃいけない。めちゃくちゃ前途多難だと思うんですけど、キャッシュがあるうちにやった方がいいんじゃないかなと思います」

と持論を述べた。

   堀江氏は最後に改めて「ここでちゃんと膿を出しきらなければいけないと思います」「この機会に徹底的に暴いてほしいと思いますし、ここで幕引きにしてはいけない問題なのかなと思いました」と私見を語り、被害者に対しては「まだまだ浮かばれないというか、そういう状況続くと思いますけれども、めげずに頑張ってほしいと思います」と気遣った。

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