「井ノ原快彦氏らが役員となり、集団指導体制に変わる可能性」
そして今回、ジャニー氏の性加害問題が浮上し、藤島社長が辞めないと決着が付かない情勢になってきたため、辞任報道が出たのではないかとした。
「ジュリーさんが辞めても、スタッフを昇格させたり、外部から雇ったりして、会社は存続するでしょう。ジャニーズ事務所の社名も変えると思います。ジュリーさんは、見せかけと批判を受けるかもしれませんが、被害者救済のための財団を立ち上げ、理事長に就任して資金面でケアしていくことも考えられます。また、日本にいる必要がありませんので、海外に移住する可能性もあると思います」
藤島社長が事務所の会見に出るかについては、こう話した。
「出席というサプライズもあるかもしれませんが、今までのやり方がありますので、出ないのではないかと思います。会見に出てくれば、質問に答えないのはありえないでしょうから、会見前に辞任して出席しないことにする可能性はありますね」
事務所の今後については、ジャニーズJr.を育てているジャニーズアイランドの井ノ原快彦社長らが役員となり、集団指導体制に変わるのではないかとみる。滝沢秀明さんら辞めたタレントやスタッフが復帰するのではないかとの憶測もあるが、その可能性は否定した。
「性加害問題が追及されており、話があったとしても、リスクが大きいので引き受けないと思いますね。滝沢さんが設立したTOBEにタレントが移っていますが、事務所に取って代わることもないでしょう。滝沢さんは、K-POPに対抗できるよう世界に向けてタレントを育てており、国内で事務所のようなことをするのは目指していないと思います」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)