ジャニーズ性加害「当事者」が指摘した「最も責任大きい」人物 「すべてを見てきた生き証人」

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「僕たちはずっとメンタルに病を抱えた状態で表に立ってきたのです」

   ジャニーズ事務所には真摯な対応を望むとするがジュリー氏の辞任は求めておらず、歓迎もしないという。

「辞任して責任から逃れることは許しがたいと思っています。ジュリー氏はジャニーズ事務所を含むすべての資産を引き継いだ唯一の方です。莫大な遺産の中には本件問題である性加害という『負債』も含まれています。すべてを継いだ方がその責任を担って全うすることを当然として、またすべてを見てきた生き証人である白波瀬氏にも同じく辞任とは異なる責任の取り方を求めていきたいと考えています」

   当事者の会からは、平本さん、石丸さん、二本樹顕理さんが調査協力として参加した。

「いずれも丁寧な対応で、なおかつ事前にもしっかり勉強されていた様子も伺え、その姿勢においては何ら文句の出所はございませんでした」

   石丸さんはブログで「正直、再発防止特別チームが救済案にまで踏み込むとは考えていませんでした」とし、「高く評価」できると述べた。一方、ジャニーズ事務所が認定した訳ではないとし、一刻も早い会見を希望した。

「藤島ジュリー景子社長が『人前に出られる状態でない』という理由で出席を拒むならそれを許すわけにはいきません
僕たちはずっとメンタルに病を抱えた状態で表に立ってきたのです」

   ジュリー氏に「辞め逃げ」されることも望んでいないとし、「あくまでも社長を続け、残りの生涯の大部分を(全部でもいい)すべての被害者救済に当ててこれまでジャニーとメリーの作り上げた下地で莫大な利益と資産を得たのですから、その全てを吐き出すくらいの気持ちで救済に当たってほしいと思います」と主張した。

「大きな一歩は踏み出しましたが、全てはここからです
僕たち『ジャニーズ性加害問題当事者の会』はここから本格的に活動を活発にしていきたいと考えます」
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