映画「ゴールデンカムイ」のビジュアルが2023年8月30日に公開され、俳優・山崎賢人さんが主演を務めるなどキャストも明かされた。野田サトルさんの人気マンガを実写化した作品で、明治末期の北海道や樺太を舞台に金塊を探し求める物語だ。
X(旧ツイッター)では、実写化が発表された当時は否定的な声が相次いでいたが、現在は「めっちゃ期待できる」「思ったよりいい感じだな」と肯定的な声も広がり始めている。
「これだけでちょっと観に行きたくなった」玉木宏のビジュアル
人気マンガの実写化に対し批判の声が寄せられることは少なくない。原作とは異なるビジュアルや物語展開に落胆する声があがることもある。
「ゴールデンカムイ」も実写映画化が発表された22年4月当時、「もう嫌な予感しかしないんよ」「不安要素しかないです」などと否定的な声が寄せられた。SNS分析ツール「ソーシャルインサイト」で、「実写」と「ゴールデンカムイ」という単語を含むX投稿を分析すると、当時はネガティブが優勢で比率は10.9%、ポジティブが9.2%だった。
しかしビジュアルが発表されると、ネガティブの比率が5.01%に半減し、ポジティブが17.1%に増加した。Xでも「再現度高めだから公開が楽しみ」「予告観たら面白そう」などと期待する声が広まった。
中でも、鶴見篤四郎を演じる玉木宏さんのビジュアルに注目が集まり、大きく拡散された投稿もあった。キャラクターの持つカリスマ性や表情が原作に忠実であるとして、「玉木宏の鶴見中尉はまじ完璧すぎる」「これだけでちょっと観に行きたくなった」といった声が広がっている。
一方で「やっぱり受け入れられない...」と否定的な声も残っている。ツイッターのトレンドには「コスプレ感」という単語が浮上し、「服はもう少しくたびれた感あったほうがコスプレっぽくなくなると思うんだけどな...」「綺麗すぎて浮いてるように感じる」などと衣装への違和感を訴える声もあった。