「会見内容に胸を痛めておられると思いますし、お考えを改めて正式に声明をお出しになるはず」
松尾氏をめぐっては7月1日、所属していた「スマイルカンパニー」とのマネージメント契約が終了となったことを報告し「私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です。私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です」と投稿。
スマイルカンパニー側も5日付で松尾氏との業務委託契約の終了について報告し、「今回の契約解除は、松尾氏によるこれまでの社内外での言動等に鑑み、弊社代表である私自身の判断により、松尾氏との協議の上、合意により終了することとなったものです」などと反論する声明を公開し、波紋を広げていた。
本騒動をめぐっては山下さんがラジオ番組で「松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因であったことは認めますけれど、理由は決してそれだけではありません」などと説明し、ジャニー氏への尊敬と感謝の念を語っていた。
こうした経緯から、松尾氏は「再発防止特別チームの会見を受けて、山下達郎・竹内まりやご夫妻を責めたてる旨をぼくに訴えてくる方が多くて困惑しています」とした。
山下さんがパーソナリティをつとめるラジオ番組「山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック」(TOKYO FM)で何がしかの説明があるのではないかとして、「きっとおふたりとも会見内容に胸を痛めておられると思いますし、お考えを改めて正式に声明をお出しになるはずです。それまでは非難を控えて来週のサンソンを待ちませんか」とした。
続く投稿では、「誤解を恐れずにあえて言いますが、山下達郎・竹内まりやご夫妻がお考えを改める旨を表明したら、先月以来おふたりの音楽から遠ざかっている長年のファンのみなさんも、どうか彼らを再び迎え入れて欲しいのです。音楽が備えている自由の精神とは、本来そういうものでしょう?」と呼びかけている。