他のジャニーズJr.に性加害のことを話そうとすると、「おめでとう」と言われ...
調査報告の説明によると、多くのジャニーズJr.は性加害を受ければ優遇され、拒否すれば冷遇されるという認識を持っていた。他のジャニーズJr.に性加害のことを話そうとしたとき、「おめでとう」と言われたことや洗脳状態にあったことが明かされている。
ジャニーズJr.の中には「合宿組」と呼ばれる者がおり、性加害を受け入れることで、仕事が増えるが認識されていた。
レッスンはAからDのグループに分けられ、Aグループにはジャニー氏のお気に入りの背の小さいメンバーが多く所属していたことも明かされている。
一連の性加害は、ジャニー氏が被害者の心情に付け込んで行っていたと評価していると林氏はいう。
斉藤氏は、性加害の身体的、精神的影響について、様々な場面で被害がフラッシュバックする、似たような男性など被害を思い出させる人物や事物を避けるなど典型的なトラウマの反応や性機能不全、性依存、自己否定感、うつ病などが生じているという。
調査報告書によると、自殺願望を抱く人やジャニー氏に触られる感触がよみがえるため、足をこすらないと眠れない人もいる。
飛鳥井氏は、ジャニー氏が20歳頃から80歳半ばまでの間、性加害を頻繁に、常習的に繰り返したことは、顕著な「性嗜好異常」が存在していたと断定した。