立憲・石垣のりこ氏、「汚染水」連呼で政府批判 またも「謀反」に幹事長は何を思う

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「ただちに影響はない、これ、どこかで聞いたことがある言葉ですよね?」

   安全性に関する党の見解についても、枝野幸男前代表の官房長官時代の発言を揶揄しながら批判した。

「安全性に関しても、これは党の見解としてはIAEA(国際原子力機関)も...ということで一応の理解を得ているというふうな見解を示しておりますが、私自身は震災後に、ただちに影響はない、これ、どこかで聞いたことがある言葉ですよね?ただちに影響はない、これ以上のことは安全性に関して申し上げることができないと、私自身が考えております」

   具体的には、放出される放射性物質の総量の問題が「一切報じられていない」と主張し、処理水を薄めるのに使う海水が安全か分からないとして、放出の方法が「欺瞞」だと非難した。

   石垣氏の発言について問われた岡田氏は、「科学的には安全性は立証できている」のが党の見解だと改めて説明した。

   立憲の議員をめぐっては、処理水放出に反対する韓国の野党議員が開いた記者会見に阿部知子衆院議員が同席し、「慎重さを欠いた」として岡田氏から口頭で注意を受けている。ただ、岡田氏は7月18日の記者会見で、処理水に含まれるトリチウム以外にも問題が残っていると主張している学者がいることも紹介し、

「(一部の学者が主張していることを)一つの意見として政治家が個人の意見として言われることを、私たちがその口を封じるということはできない」

とも説明している。

   阿部氏に対する考え方と同じかを確認された岡田氏は、 「『党を代表して』と、そういう立場で出て行ったとしたら、それは党の見解を述べてもらわないといけない」 と答えた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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