日本代表と違い「肝心なところで精神力弱い」「恥ずかしい」 バスケW杯2連敗の中国、地元メディア辛辣

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    FIBAバスケットボール・ワールドカップ(W杯)2023の1次ラウンド・グループB第2戦が2023年8月28日にフィリピンのアラネタ・コロシアムで行われ、中国が南スーダンに69-89で敗れた。初戦のセルビア戦に続いて2連敗となった。

    複数の中国メディアは今大会白星のない母国代表のプレーを辛辣に評した。

  • 敗戦にうなだれる中国代表(写真:ロイター/アフロ)
    敗戦にうなだれる中国代表(写真:ロイター/アフロ)
  • 敗戦にうなだれる中国代表(写真:ロイター/アフロ)

「日本の選手は勝ちたい、勝てると信じていた」

    スポーツメディア「騰訊体育」(WEB版)は、中国はいまだ勝利を収めることができず、2連敗で2次ラウンド進出が絶望的となったとし、元中国代表選手のコメントを紹介しながら日本と中国の戦いぶりの違いに言及した。

    グループEの日本は27日にフィンランドと対戦し98-88で勝利した。第3クオーターを63-73で終え第4クオーターは10点を追いかける展開となった。日本は残り4分30秒を切った時点で逆転に成功すると、その後も得点を重ね10点差をつけて勝利した。W杯では06年大会以来17年ぶりの勝利で欧州勢に初勝利した。

    一方の中国は南スーダン戦の第2クオーターで4点差まで詰め寄ったが、第3クオーター、第4クオーターで失速し20点差を付けられて敗戦。2戦2敗で得失点差はマイナス62で、30日にプエルトリコとの最終戦を控える中、2次ラウンド進出は絶望的な状況にある。

    騰訊体育は、元中国代表・王仕鵬氏が「日本の選手は勝ちたい、勝てると信じていた」と最後まで諦めなかった日本の姿勢を称賛したことを紹介し、中国は第3クオーターで13点、第4クオーターで16点しか得点できず、肝心なところでの精神力が弱いと指摘した。

    地元メディア「捜狐」(WEB版)は、今回のワールドカップは中国にとって最悪の記録を生み出すと予想されているとし、プエルトリコが最後に残った相手だが中国が勝つのは非常に難しいとした。

    別の記事では、「中国チームのパフォーマンスがファンに閉塞感を与えていると言わざるを得ず恥ずかしい」と厳しい論調で伝え、「この試合に敗れ2連敗を喫し、グループBの最下位となり実質的にベスト16を逃したとした。

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