「観戦しながらの飲食も含めた様々なスタイルの楽しみにお応えする」
高校野球で酒の販売や持ち込みを認めていることについて、阪神甲子園球場の広報担当者は8月25日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように説明した。
「球場ですべて決めているわけではなく、基本的には主催者の意向です。販売や持ち込みについては、主催者が決めています。今のところ、見直しを検討するという話にはなっていません。お酒を飲む場所を区別するという話が出たこともなかったです」
夏の甲子園を主催する日本高校野球連盟(日本高野連)と朝日新聞社は28日、取材に対し、次のように共同でコメントした。
「家族連れや友人同士などで来場されるお客様の、観戦しながらの飲食も含めた様々なスタイルの楽しみにお応えするため、球場からの要望で酒類の販売を認めております。
夏の大会では、感染防止のため原則無観客とした2021年は販売を見合わせていただきましたが、22年から再開を認めました。危険防止の観点から、カン・ビン類の持ち込みは禁止としております」
酒の販売や持ち込みについて、ネット上では、教育上の観点を重視する意見が多かったが、主催者側では、観客の立場を主に考慮しているようだ。
酒の販売や持ち込みについて、他の競技では、どうなっているのだろうか。