「原発でよく使われ...」一酸化二水素に「水だ」 ウクライナ大使がジョークに指摘した理由「多くの人は理解していない」

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「ロシアや中国が主張していることは、まったくの作為的なもの」

   コルスンスキー氏は処理水の海洋放出に理解を示す立場。3月10日に東京・内幸町の日本記者クラブで開いた記者会見で、

「汚染水処理の問題は、日本は非常に適切かつ科学的に正当な方法で管理していると思う。この問題に関してロシアや中国が主張していることは、まったくの作為的なものだと思う。私自身の科学的背景を踏まえると、この水の処理計画が環境に害を与えないよう、非常に慎重に設計されていることは理解している」

と述べている。大使館のウェブサイトによると、コルスンスキー氏の専門分野は「エネルギー、貿易および投資政策、エネルギー安全保障、地域安全保障、科学技術を含む戦略的計画および開発」。応用数学で博士号も持っている。

   コルスンスキー氏は会見で、原発を「重要なエネルギー源」だとして、

「たった2回の事故ですべての原発を廃炉にすることはできない。私たちは教訓を生かし、将来の事故を防がなければならない」

とも話した。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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