「多くのチームによる争奪戦になるだろう」
同記事によると、今回の負傷で大谷の「価値」に大きな影響を与えると考える関係者がいる一方で、「多くのチームによる争奪戦になるだろうから、それほど影響は大きくならないのでは」と考える球団幹部もいるという。ある関係者は「文化的なインパクトは非常に大きい」とし、「大谷を獲得したチームはチケットの売り上げが大幅に上昇することになる」と指摘したという。
エンゼルスの地元メディア「ロサンゼルスタイムズ」のマイク・デジオバンナ記者は8月24日にツイッター(現X)を更新し、「大谷が2度目のトミー・ジョン手術を受けるなら、今冬のフリーエージェンシーに大きな影響を与える。野手だけの選手である彼に5億ドルを提示する球団があるとは想像できない」と投稿した。
米スポーツメディア「アスレチック」(WEB版)は「大谷翔平はたとえ打者であってもフリーエージェントで5億ドルの価値がある」とのタイトルで記事を公開した。
記事では、大谷は右肘靱帯を損傷しているが依然として球界のベストヒッターであると指摘。ヤンキースは(アーロン)ジャッジと9年総額3億6000万ドル(約526億円)の契約を結んだが、彼が(投手として)投げられる可能性はなかったとし、大谷にはまだ可能性があるとした。