宮城出身のタレントや仙台のデパートも、選手らをねぎらう
その1つが、応援席にいる仙台育英のチームメイトらしき男性が掲げた次のようなボードの内容だ。
「外野席のみなさん!力を貸してください」
ボードでは、「力」が赤色で強調されており、仙台育英も応援を頑張っていると感心する声が上がった。
また、チームメイトらしき男性が「内野席のみなさん!力を貸してください」とのボードを掲げる姿も投稿された。ボードには、タレントのなかやまきんに君とみられるイラストが描かれてあり、お馴染みの「パワー」が赤字で書かれていた。
試合は、慶応が8-2で勝利し、107年ぶり2度目となる夏の甲子園優勝を果たした。敗れた仙台育英は、夏の連覇を逃して悔しい様子ながらも、震災から立ち直った東北の人たちから応援を受けたと感謝していた。
芸能界からは、宮城県出身のお笑いタレント狩野英孝さん(41)が、ツイッターで「さ、こっから逆転だ!!」などとエールを送っていた。試合が終わると、「仙台育英高校お疲れ様でした!東北がまた元気になりました 本当にありがとう!!!」と選手らをねぎらった。
また、地元の実業界からも感謝の声が上がっている。仙台市内にある創業204年の老舗デパート「藤崎」は、「2年連続の決勝進出、そして最後まで諦めずに突き進む選手の皆さんの姿、胸が熱くなりました 藤崎前でも拍手が絶えません 仙台・宮城、そして東北を一つにしてくれた育英ありがとう!本当に本当に、心からお疲れ様でした」とツイッターに書き込んだ。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)