仙台育英、応援席で掲げた「ボード」に感動広がる 完全アウェーで悲痛の訴え

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   仙台育英(宮城)と慶応義塾(神奈川)が激突した全国高校野球選手権大会の決勝は、3塁側を埋めた慶応応援席の異様な盛り上がりぶりが、大きな話題になった。

   そんな中で、慶応に負けじと、仙台育英の応援席も、精一杯に選手らを励ましていた。そんな応援ぶりが、ネット上でも静かな感動を呼んでいる。

  • 阪神甲子園球場
    阪神甲子園球場
  • 仙台育英の応援席で掲げられたボード(写真は、wkwk@wdkt39さん提供)
    仙台育英の応援席で掲げられたボード(写真は、wkwk@wdkt39さん提供)
  • 阪神甲子園球場
  • 仙台育英の応援席で掲げられたボード(写真は、wkwk@wdkt39さん提供)

「完全にアウェーな感じ」「応援してまうわ可哀想すぎる」

   慶応の応援歌「若き血」が甲子園球場に流れると、3塁側の内野席、アルプス席は、立ち上がって肩を組んだ人たちが左右に揺れ動く。それが左翼外野席にまで及び、まるでスタンドが波打つかのようだ。

   応援席には、慶応OBの中高年男性らの姿も目立ち、校旗の三色旗を盛んに振っている。

   「慶応~、慶応~、陸の王者慶応~」。応援歌が終わると、スタンドからひときわ大きな歓声と拍手が沸き起こった。

   2023年8月23日の14時から始まった試合は、慶応が先頭打者ホームランを放ち、初回から白熱した展開になった。そんな中で、応援席のボルテージは上がり、特に得点が入って「若き血」を合唱するシーンは、ツイッターに動画が続々上がって注目を集めた。

   慶応の団結ぶりに驚く声が上がるとともに、「慶応のやつ、圧がすごすぎて怖い」「さすがにうるさすぎないか...」と疑問の声も上がった。選手同士の声掛けが聞こえないためエラーが出たのではと心配されたほか、仙台育英にアウトが出ると上がる歓声に大人げないとの指摘もあった。

   一方、仙台育英に対しては、「完全にアウェーな感じ。高校生がこの雰囲気を負うと精神的にきつい」「応援してまうわ可哀想すぎる」などと同情する声が漏れた。それと同時に、仙台育英の応援にスポットライトを当てる動画や写真の投稿も、ツイッターで寄せられた。

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