韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)が2023年8月23日、サッカー日本代表MF三笘薫(ブライトン、26)の特集記事を組み、母国の英雄ソン・フンミン(トッテナム、31)と比較し最大級の評価を与えた。
英プレミアリーグ・ブライトンに所属する三笘は昨季、リーグ戦33試合に出場して7ゴール5アシストをマーク。12日に行われた今季開幕節のルートンタウン戦ではアシストを記録し、19日のウルヴァーハンプトン戦(第2節)で今季初ゴールをマークするなど主力としてチームをけん引している。
プレミアリーグ公式、BBCの週間ベストイレブンに選出
三笘はウルヴァーハンプトン戦の活躍が認められ、プレミアリーグ公式が選ぶ第2節のチーム・オブ・ザ・ウィーク(週間ベストイレブン)に選出された。
一方のソンは同じく英プレミアリーグに所属する韓国の国民的英雄だ。韓国代表FWとして14年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会から3大会連続でW杯出場を果たし、英プレミアリーグでは21-22シーズンにアジア人として初の得点王となった。
スポーツ朝鮮は、過去10年間アジア最高の選手といえば間違いなくソン・フンミンだったが、昨シーズンからその地位が揺れ始めたとし、今シーズンは三笘という強力なライバルに直面していると伝えた。
記事では、三笘は英放送局「BBC」が選ぶ第2節の週間ベストイレブンに選出され、BBCが三笘はブライトンに留まっているレベルの選手ではなく、ビッククラブに移籍する実力を持っている選手であると高く評価したことを紹介した。
そして2、3年前まではアジアにソンと比較できる選手がおらず、中国メディア「タイタン・スポーツ」によって創設された「アジア版バロンドール」と呼ばれるアジア年間最優秀選手賞をここ10年間で8度受賞しているが、今季は安心できないとした。
韓国メディア「OSEN」(WEB版)も三笘の活躍ぶりを高く評価した。23日に公開した特集記事では、多くの専門家は昨季7ゴールを挙げた三笘が今季苦戦すると予想したが、第2節を終えた現在、このような予測は見事に外れていると指摘した。