日本一の若手漫才師を決める「M-1グランプリ2023」の予選第1回戦を通過したお笑いコンビ「ラブリースマイリーベイビー」に注目が集まっている。
ラブリースマイリーベイビーは、2023年7月9日に結成した小学生女子2人によるアマチュア漫才コンビだ。
「こんな尖り散らかしたネタを板の上でやろうと思ったのがすげぇよ...」
M-1公式サイトに掲載された情報によると、「ほのの」さんは12年12月生まれの10歳、「あいり」さんは11年9月生まれの11歳だ。2人は23年8月14日に行われた東京ブロックの第1回戦を突破し、見事2回戦に駒を進めた。
おしゃべりをしながら登場した2人は、「お母さんって、すごい怒るよね」という子どもらしいトークから、「せーの、ラブリースマイリーベイビーズでーす!」と可愛らしいポーズを決めると、「もしも日本が銃社会だったらどうする?」というまさかのテーマに。「もしもコンプライアンスがゆるゆるの時代に生まれてきたらどうする?」など、尖ったテーマをネタにし、大きな笑いを呼んでいた。
終盤には決めポーズの順番を間違えるハプニングがあるも、2人は冷静にやり直して大きな拍手を受けた。
パステルカラーの衣装を着た可愛らしい雰囲気とは裏腹に、子どもらしからぬネタを繰り出した2人は、1回戦の各日の大会で予選MCが特に印象に残ったアマチュア1組に贈られる「ナイスアマチュア賞」の14日分をを受賞していた。
YouTubeに公開されたネタ動画は、23日11時時点で15万回以上再生されるなど, ほかの出場コンビの動画に比べてかなり視聴されている。ツイッターや動画のコメント欄では、完成度の高さを指摘する声が多く寄せられている。
「レベル高すぎるなぁ 平然とやり直しする所が若さあって好き」
「このぐらいの歳の子だとアイドルにあこがれてもおかしくないんだろうけど、こんな尖り散らかしたネタを板の上でやろうと思ったのがすげぇよ... あと度胸がすごい」
「昨日初めてM-1グランプリ1回戦を見に行ったんだけど、ラブリースマイリーベイビーという女子小学生コンビの漫才の入りがエッジが効いていて良かったし可愛すぎた」
「検索しても出てこないからアマかユニットなんだろうな ↓ ナイスアマチュア賞とってるやんすごいすごい ↓ じゅじゅじゅじゅじゅ10歳と11歳の女!!!!!??????」
ほののさんは、2021年8月結成の親子お笑いコンビ「デザインぱ」のメンバーでもある。
父親で相方の「にゃっちゃん」さんはこの結果に、X(ツイッター)に「ほののが友達と組んだコンビで、1回戦通過&ナイスアマチュア賞を獲りました!! まさか通過するとは思ってなかった!!! これは凄い!!!!」と驚きをつづっている。