テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」などのヒット曲で知られる作詞家の及川眠子さんが2023年8月21日、自身のX(旧ツイッター)を更新。過去にテレビ番組から寄せられた企画に怒りを覚えたエピソードを明かした。
「舐められたもんだな」
この日、及川さんは「『残酷な天使のテーゼ』に合わせて、元ダンとのいきさつを私が替え歌にし、それを歌手が歌ってる隣で聴いて感想を述べる...という、本当に心の奥底から死ねっ!と言いたくなるような企画を持ち込まれたことがある」と投稿。「この国のテレビ番組は腐ってると思った」とした。
続く投稿では「私が『はーいやります、喜んで』と引き受けると思ってるんだろうか。舐められたもんだな」「私は未だにエヴァンゲリオンをちゃんと観ていないけど、プロの作詞家としてやってはいけないことはわかってるつもりだ。たった数万円のギャラを手にするために、エヴァファンを冒涜するようなことはしませんと断ったんだが、どうにも理解できないテレビの人たち」と心境を明かした。
及川さんは2016年、元夫との13年間に及ぶ結婚生活を綴った『破婚―18歳年下のトルコ人亭主と過ごした13年間―』(新潮社)を出版している。
『残酷な天使のテーゼ』に合わせて、元ダンとのいきさつを私が替え歌にし、それを歌手が歌ってる隣で聴いて感想を述べる...という、本当に心の奥底から死ねっ!と言いたくなるような企画を持ち込まれたことがある。この国のテレビ番組は腐ってると思った。
— 及川眠子 (@oikawaneko) August 19, 2023