お盆は「ヤバいドライバー」が急増する? 帰省シーズンの高速道路での運転、体験談から学ぶ教訓

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   2023年8月中旬、お盆休みによる帰省ラッシュがピークを迎えました。全国の幹線道路では各地で渋滞が発生し、目的地にたどり着くまで苦労された方も多いのではないでしょうか。

   Twitter(X)では、帰省に関するツイートが毎年のように話題になります。とりわけ長距離移動や運転時の安全についての話など、高速道路での帰省にまつわる話題には多くの共感と体験談が寄せられ、今年も関心を集めました。

   ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター)が解説する「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド【J-CAST出張版】」、今回は帰省シーズンにおける「高速道路の運転」について掘り下げます。

  • 画像はイメージ(写真:つのだよしお/アフロ)
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長距離移動は「一定速度でたんたんと走ること」がコツ

   車で帰省する人たちにとって、「予定通りに目的地に到着できるか」は悩ましい問題です。

   特に高速道路を使った長距離移動の場合、どのくらいのスピードで走れば目的地に何時に到着できるか、プランを練らなくてはいけません。快適かつ安全にドライブをするため、サービスエリアなどで食事や休憩をとる必要もあるでしょう。

   そんな中、あるTwitterユーザーが投稿した「お盆に長距離移動する人達はこれを覚えておくんだぞ」という投稿が注目を集めました。

お盆に長距離移動する人たちはこの事を覚えておいて「一定の速度でたんたんと走る方が早く着く」 - Togetter

   こちらは、漫画『湾岸MIDNIGHT』の中で、車での長距離移動について登場キャラクターが語る「長距離移動は一定の速度でたんたんと走ったほうが結果的に到着が早くなる」という主旨の内容を紹介する流れで投稿されたもの。

   この投稿に、ユーザーからは「どれだけ飛ばしても休憩したらすぐ相殺。普通に平穏に運転したほうが精神的にもいいし、何より安全」などと共感する声が続出。中には「たんたんと走っていたら、同じ車に3回追い抜かれた経験があった」と、投稿を裏付けるような実体験をコメントする人もいました。

   他にも「空気抵抗的に燃費良く走ったほうが、給油の時間が省けて早く着く」と、同じくらいのペースで走る車の後ろをついていく走行方法をおすすめする人や、サービスエリアでは施設からちょっと遠いところに駐車したほうが不要なトラブルを回避しやすい、と駐車方法についてアドバイスする人もちらほら。

   やはり関心の高い話題だからか、多くの人がそれぞれ独自の対策を講じている様子がうかがえます。

帰省シーズンは「不慣れなドライバー」の運転に注意?

   お盆シーズンは、普段の運転頻度が高くないドライバーが増えるため、走行中に不測のトラブルに巻き込まれるケースがあるようです。

   Twitterでも、「お盆の洗礼を受けている」というコメントとともに、危険運転を目撃した人の投稿が話題を呼びました。

「お盆の洗礼を受けている」お盆はヤバいサンデードライバーが急増するから気をつけよう→「なぜ降りる場所がわからないのに右車線走ってるのか」 - Togetter

   投稿された動画には、高速道路の「追い越し車線」を走行していた車が急ブレーキを踏み、無理やり車線変更しようとする様子が映っています。投稿者は「降りる出口を通過しそうになったことが、こうした運転へとつながったのではないか」と推測しています。

   「追い越し車線」は文字どおり車を追い越すために利用する車線なので、渋滞でもないのに車が急に速度を落とす動画のようなケースは、なかなか想像しづらい状況と言えるでしょう。もちろん、インターチェンジを降りる際は、追い越し車線から早めに走行車線へ移っておくのがルール。動画の内容は、運が悪ければ事故につながりかねない危険な運転でした。

   ユーザーからも「ご無事でよかったです」と投稿者に同情する声とともに、不意の減速を行った車に対する非難の声が相次ぎました。中には「高速に慣れてないなら右側車線を走るな」という声も。「車間距離はとってたほうが無難」「料金所付近は事故多発地点」など、トラブルを未然に防ぐためのアドバイスが集まりました。

   「自分は大丈夫」と過信せず、常に安全運転を心がけたいところです。

高速道路では「熱中症対策」も万全に

   猛暑日が続く近年、万が一の熱中症への対策は、高速道路での運転中も欠かせないようです。Twitterでも、あるユーザーによる「高速道路でパンクしてしまい、炎天下で0歳児と一緒にロードサービスを待った」という体験談が寄せられました。

高速道路でタイヤがパンクしてしまい炎天下で0歳児とJAFを待つという超恐怖体験→ドライブの熱中症対策は万全にしようね - Togetter

   高速道路で車がパンクした場合、安全のため路肩に停車した後、車から降りてロードサービスを待つことになります。夏場、しかも日中で、サービスエリアなどが近くにない場合、炎天下の中でじっと待機するケースも...。

   投稿主はまさに同じような状況に遭遇。0歳の我が子を熱中症のリスクにさらしてしまった教訓から、その後は飲み物や冷やせるものを車中に常備するようになったそうです。

   同じ体験をした人々からも「本当に準備しすぎてもいいぐらい」と共感が集まりました。クーラーボックスや水筒、塩タブレットの携帯など、車内での有事に備えた熱中症対策をしている人は数多い様子。中には避暑にも使えるサバイバルシートのような防災グッズや、簡易トイレ、保存食など、いざという時に使えるさまざまな品物も挙げられました。

   帰省シーズンという特殊な状況では、何が起きてもおかしくありません。車の運転に不慣れな方だったらなおさらです。Twitterで話題になった、さまざまなトラブルにまつわる事例や対策を知っておけば、いざという時でも冷静に対処できるかもしれません。

   以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。

【まとめ一覧】

お盆に長距離移動する人たちはこの事を覚えておいて「一定の速度でたんたんと走る方が早く着く」 - Togetter

「お盆の洗礼を受けている」お盆はヤバいサンデードライバーが急増するから気をつけよう→「なぜ降りる場所がわからないのに右車線走ってるのか」 - Togetter

高速道路でタイヤがパンクしてしまい炎天下で0歳児とJAFを待つという超恐怖体験→ドライブの熱中症対策は万全にしようね - Togetter

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