高校時代に後輩をバット殴打 韓国プロ野球選手が謝罪「運動部の悪習を批判せず受け入れ、後悔している」現地報道

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過去にもプロ入り後に暴力事件発覚

   韓国では過去にプロ入りした後に高校時代の暴力事件が発覚した例がある。

   キウム・ヒーローズに所属するアン・ウジン投手(23)は高校時代、チームメイトに暴力を振るった事実が発覚し、大韓野球ソフトボール協会(KBSA)が管轄するアジア大会やオリンピックなどの選抜資格を永久的にはく奪された。3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)はKBSAの管轄外だったが、地元メディアによると国民感情を考慮し選出されなかったという。

   7月にも選手による暴力事件が発覚した。SSGランダースに所属する2軍の選手が7月6日、今年入団した新人選手の態度が悪いことを問題視し集合をかけて叱責。その後、別の選手が「全体的に態度が生意気だ」という理由で新人選手をバットで殴ったという。スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)などが報じていた。

   同メディアは、SSGランダースの前身であるSKワイバーンズ時代の20年にも選手による暴力事件があり、今回の事態を受け球界内で失望の声が上がっていると指摘した。韓国日報(WEB版)は、「当時、球団は再発防止を約束したが、先輩後輩間で悪習は消えることなく、このような暴力的な行為が継続的に行われていた」と伝えた。

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