「広島よりDeNAの方が余力ある」元巨人コーチ見解 逆転優勝のカギは?

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「広島よりはDeNAの方が余力はある」

   8月中旬に阪神の優勝マジックが点灯。7月27日に10連勝を記録し首位に浮上した広島は8月に入って失速気味で、16日時点で4勝8敗2分けと負け越している。

   橋上氏は「広島はオーバーヒート気味で、戦力的にも秋山(翔吾)選手が負傷したということもあり息切れするのは仕方がないという感じはします。7月下旬に首位に浮上した時に押し切れる力があれば良かったが、阪神が踏みとどまった。これ以上は厳しいかなという感じがします」と分析した。

   そして「広島よりはDeNAの方が余力はあると思います」とし、「DeNAは選手のモチベーションが上がり切っていない状態だと思いますし、何がきっかけか分からずに連勝が始めることがある。厳しい状況ではあるが、阪神に待ったをかけられるというか追撃できる可能性があるとすればDeNAしかないと思います。ソト選手が打てるようになれば長打が増えるので得点力に直結する。復調すればプラスアルファになる。追撃のカギとなるでしょう」との見解を示した。

   ソトは16日時点で打率.238、8本塁打33打点、出塁率と長打率を合わせたOPSは.742。DeNAは17日に神宮球場でヤクルトと対戦し、18日から本拠地・横浜スタジアムで首位・阪神を迎えて3連戦を予定している。

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