アジア大会、韓国メディアが警戒する日本代表の元大リーガー 「多様な経験備えたベテラン投手」

「嘉陽は都市対抗野球で最高の活躍」

   日本のエースと予想しているのが嘉陽宗一郎投手(トヨタ自動車、27)だ。嘉陽は今年の都市対抗野球でチームの優勝に大きく貢献。同メディアは、嘉陽は社会人野球の選手だが150キロを超える速球が武器で、都市対抗野球で最高の活躍をしたと評価した。

   打者では、笹川晃平外野手(東京ガス、29)を警戒した。笹川はパワーヒッター型の打者で、「日本の社会人野球最高の強打者と呼ばれている」と紹介した。

   3月のWBC1次ラウンドで韓国は日本に4-13の大敗を喫した。アジア大会は「プロの韓国」対「アマチュアの日本」という構図となり韓国が雪辱する絶好の機会となるが、同メディアは楽観視していない。

   記事では、選手のキャリアだけを見るとプロ選手で構成された韓国代表チームの戦力が最も優れているが、今回の大会では20代前半から中盤の選手を中心にチームを編成したため「変動要素が存在する」とした。そして「特に経験豊富なベテラン選手にやられる可能性があるので気を抜かない方が良い」と警戒した。

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