DJ SODAへの心無い声、GACKT「言うか迷ったけど...」長文で猛反論 「同じオトコとしてダサい」「そんな国にしたいのか?」

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   大阪で開催された音楽フェス「MUSIC CIRCUS'23」に出演した際、観客からセクハラ被害を受けたと訴えた韓国出身のDJ SODAさんをめぐり、「肌を露出した服を着ているからだ」という旨の心無い声があがっていることについて、アーティストのGACKTさんが2023年8月15日にX(ツイッター)で猛反論した。

  • GACKTさん(2015年撮影)
    GACKTさん(2015年撮影)
  • GACKTさん(2015年撮影)

「10000%犯罪を犯している方が悪い。誰がどんな格好をしようが個人の自由」

   DJ SODAさんは14日、「私が公演の最後の部分でいつものようにファンの方々に近づいた時、数人が突然私の胸を触ってくるというセクハラを受けました」「公演中にこんなことをされたことは人生で初めてです」などとSNSで被害を訴えた。

   添付された画像には、観客がDJ SODAさんの胸に手や腕を押し付ける様子や、腕や胸を掴む観客の手が映っている。

   セクハラ問題を受け、音楽フェスの主催団体も15日、「このような行為は性暴力、性犯罪であり、断じて許すわけにはいきません」と発表。「卑劣な犯罪行為を行った犯人を特定し、損害賠償請求や刑事告訴など、民事及び刑事の法的措置を取る所存です」と今後の方針を示した。

   こうした中、GACKTさんは「言うか迷ったけど、やっぱり言わなきゃ気が済まないから長くなるが読んでくれ」として長文のポストを行った。

   GACKTさんは「DJSODAのツイートに『派手な格好をしてるから』『格好に問題があった』などのコメントがあったが、どういう神経だ??」と激怒。

   「それ(セクハラ行為)をやった人間は犯罪を犯しているわけだ。10000%犯罪を犯している方が悪い。誰がどんな格好をしようが個人の自由」と主張し、「それに対し『そんな格好をしているから』などと当然のごとく言うこと自体がおかしい。まるでやられた方が悪いようなコメントじゃないか。自分の好きな格好ができない、そんな国にしたいのか?」と訴えた。

   「本人が被害だと感じたらそれは犯罪にもなる。胸を触りたかったらどさくさじゃなく、正面から口説きにいけ。同じオトコとしてダサい。ボクらはさ、カッコ良いオトコでいるべきだ。幾つになっても」と結んでいる。

   GACKTさんの主張には、称賛と共感の声が相次いでいる。

「被害者にも多少は問題があるみたいなツイートしてたインフルエンサーが多い中、こんな意見を言ってくれるGACKTさんはさすがだな」
「カッコいい男!めっちゃ良いこと言っていただけてスッキリしました! GACKTさんのように影響力のある方がそう言ってくださると、世の中良い方向に変わっていけそうで嬉しかったです!」
「やられても仕方ない理由なんて1mmもない。がっくんみたいな人がこうやって言ってくれて本当にありがとう」

   DJ SODAさん本人もGACKTさんの投稿を引用し、「ほんとうに、ありがとうございます」と感謝を伝えている。

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