HKT48メンバーの「神対応」に焼きカレー店感激 取材で訪れ「撮影後2皿目注文」デザートまで完食

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   ラーメン店がメディアの取材に対して怒りの書き込みをしたことが話題になる中、逆に取材に訪れたタレントの振る舞いに感心する書き込みにも反響が広がっている。

   門司港レトロ地区(北九州市門司区)の名物料理「焼きカレー」の専門店「門司港茶寮別館」(同)による書き込みだ。それによると、取材に訪れた「HKT48の女の子」は、自分のカレーを完食後、撮影後にさらにカレーを注文してデザートまで堪能。店に当時の様子を聞いた。

  • 「門司港茶寮別館」の外観(店のウェブサイトから)
    「門司港茶寮別館」の外観(店のウェブサイトから)
  • 門司港では「焼きカレー」が名物料理だ(写真は「門司港茶寮別館」インスタグラムから)
    門司港では「焼きカレー」が名物料理だ(写真は「門司港茶寮別館」インスタグラムから)
  • HKT48時代の田島芽瑠さん(2020年11月撮影)
    HKT48時代の田島芽瑠さん(2020年11月撮影)
  • 「門司港茶寮別館」の外観(店のウェブサイトから)
  • 門司港では「焼きカレー」が名物料理だ(写真は「門司港茶寮別館」インスタグラムから)
  • HKT48時代の田島芽瑠さん(2020年11月撮影)

「自分のカレーをペロっと食べた上、撮影終了後に『ここからが本番』」

   メディアの振る舞いに改めて焦点が当たるきっかけになったのは、ラーメン店「花京 大正店」(大阪市大正区)による2023年8月5日の書き込みだ。メディアの要望に応じて開店前に急いで準備したラーメンが、一口だけ食べて帰られたなどとX(旧ツイッター)で訴え、反響を呼んだ。J-CASTニュースが店に取材した上で8月10日に報じたところ、SNSなどで幅広く拡散された。

   そうした中、門司港茶寮別館は8月10日、Yahoo!ニュースに配信された同記事を引用しながら、次のように書き込んだ。

「以前、取材で来てくれたHKT48の女の子は自分のカレーをペロっと食べた上、撮影終了後に『ここからが本番見たいな感じなんで』(原文ママ)と言いもう1つカレーを食べ更にデザートまで召し上がった」

   この「神対応」には非常に感動したようで、

「その日の帰宅途中、僕は10年以上ぶりにCD屋に行きHKT48のアルバムを買った」

と続けた。

   この書き込みには2万7000回以上「いいね!」 がつき、5900回近く拡散(リポスト)された。

   取材に応じた店の代表によると、芸能人がロケで訪れた際に「完食」するのは珍しく、番組ではテロップで「後でスタッフがおいしくいただきました」などと処理されることが多いという。購入したアルバムはロケの直前に発売された「アウトスタンディング」(21年12月発売)だ。

撮影後にロケ隊がそのまま食事した理由

   この「HKT48の女の子」は、22年にグループを卒業した田島芽瑠さん(23)だった。8月11日に、次のように書き込んだ。

「門司港に来たら絶対焼きカレー!二つぺろっと食べれてデザートも楽しめるぐらい美味しいです
自分の中での当たり前もこうして誰かに覚えていていただけたり、喜んでいただけたりするのは幸せな気持ちになりますね
門司港茶寮別館さんありがとうございます!また食べに行きます」

   店と田島さんの書き込みによると、店が登場したのは朝の情報番組「アサデス。KBC」(KBC)で北九州を紹介するコーナー「Trip!北九州」(21年12月8日放送)。田島さんは焼きカレーに「熱っ!」と反応しながらも、

「野菜の甘みもあって、普通のカレーよりも甘く感じます」

と食レポしていた。

   店によると、田島さんが撮影で1皿目を食べ、ロケが終わってロケ隊がそのまま食事をする段取りになっていた。田島さんはもう食べないと思っていたところ、「ここからが本番」と2皿目を注文し、ロケ隊みんなで食事を楽しんだ。ロケ隊が食事をするのはコロナ禍で売り上げが減った店舗を助ける意味合いもあるといい、店では「気分がいい」ロケだったと振り返っていた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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