コミケに「ぶっちゃけ行きたいです」 会場経由バスの「楽しすぎる車内放送」話題...乗客感謝「良い思い出に」

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投稿者「入場制限を設けない久しぶりのコミケの締めくくりとして、良い思い出になった」

   動画の投稿者はJ-CASTニュースの取材に対し、運転手が「エゴサーチをして承認欲求が満たされる」と言っていたことから動画を撮影しツイッターに投稿したといい、「入場制限を設けない久しぶりのコミケの締めくくりとして、良い思い出になったと思います。下車時にも直接お伝えしましたが、改めてこの場を借りて、運転士さんにありがとうと伝えたいです」と感謝の気持ちを表した。

   車内の乗客の反応については、「普段生活のすぐそばにいながら、どこか一線を置いて離れたところにいるように感じる公共交通機関の運転士さんという存在を、コミケという共通項を通じて身近に感じられて他の乗客の皆さんも親しみを覚えていたかと思います。普段はあまりアナウンスを頻繁にする方ではないと車内ではおっしゃっていましたが、非常に喋りが巧く次はどんな面白い事を言ってくれるんだろうと期待している空気がありました」と、運転手のアナウンスによって車内に一体感が生まれていたと話した。

   また投稿者は、投稿に寄せられた「アナウンスに熱中して運転が疎かになっていたのではないか」という懸念に対し、「当該車両の運転士さんの名誉のために補足したいのですが、面白いアナウンスで乗客の方を楽しませながらも、停留所の通過や発停、急カーブ、段差での注意喚起など安全運行に関するアナウンスも欠かさず行っていました。コミケに参加していない一般の乗客の方が増える停留所に差し掛かったタイミングでアナウンスを終了させたりと、運転士としての線引きはしっかりと守り、乗客への配慮を欠かさない方だったと思います」と危険な運転ではなかったことを補足した。

   J-CASTニュースは14日、東京都交通局に対し車内アナウンスについて事実かどうかの確認をしたものの、回答は得られなかった。投稿にあるような車内アナウンスをしたのはその1便のみかどうかの質問に対しては、「交通局としては、次の停留所の案内など、必ずいうべきアナウンスについては決めておりますが、それ以外は運転手の裁量となります」とした。

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