導入の経緯は?
導入経緯を尋ねると次のように回答した。
「さいたま新都心駅付近には、多目的イベントホールやショッピング街があり、たくさんのお客さまが利用されるため多機能トイレを整備いたしました。その際に新たに『ベビー休憩室』や、目の不自由なお客さまなど補助犬をお連れのお客さまに配慮した『補助犬トイレ』も併せて整備いたしました」
補助犬使用者はどのように補助犬のトイレを認識しているか聞くと、補助犬トイレの内側と外側に音声装置を設置し、音声案内しているという。自動ドア内外と、トイレ内インターフォンの下部に点字プレートも設置しているとした。
利用率については「明確な使用実績は分かりませんが、駅社員の印象では、補助犬トイレを利用されるのは『月に1~2回程度』とのことです」という。